はいさい！
ここ数日寒い日が続き、知床の沖は永遠と氷に覆われました。
2月の上旬でここまで結氷したのは十数年ぶりらしいです。
水平線上までずっと流氷という素晴らしい光景が見られています。
潜りやすくするために、環境整備を行なっています
流氷ダイビングという過酷な環境下でのダイビングを快適に行うために
私たちがどんなことをしているかをご紹介します。
ダイビングポイントは自然保護区域目前の幌別
流氷が着岸する海岸線沿いは、雪で覆われていることが多く、
そのままの状態では海までのアクセスが容易でない場合があります。
そもそも冬の北海道は極寒です。
こんな場所で快適に潜るために、
私たちスタッフはゲストを迎え入れる数日前から現地入りして
ダイビングポイントの整備を行なっています。
ダイビングポイントの整地
コンテナハウス搬入風景
タイヤショベルで地ならしした場所にユニック車で隣町から持ってきたコンテナハウスを設置。
奥に見えるのはトイレ棟
ちゃんとトイレも併設するので安心してください。
参加者が多くてコンテナハウスの中に入れない日は、隣にテントを増設します。
コンテナハウスの中もテントの中もストーブを焚いているので、
潜水後はすぐに暖を取ることができます。
むしろ、ドライのインナーを着込んでいるとストーブの前では暑すぎて
外に出て涼んでいる方がいるくらいです。
ダイビングエントリー口の整備
ダイビングのエントリー口は、去年も今年も積雪が少なかったせいで
到着時はゴロタがほとんど露出していました。
これでは器材運びもできないし、エントリーするまでの足元が悪すぎます。
そのため、雪を持ってきてスロープ作りをしました。
これで安心してエントリーすることができます。
流氷ダイビングを安全に楽しんでいただくために、見えないところでこんな下準備があるんです。
陸上だけでなく、最も気をつけなくてはいけない水中での安全管理などについても次回以降でお話ししますね。
流氷ダイビングのお申し込みは。
ゴリラハウスでは流氷ダイビングをご希望される方の受け入れを行なっております。
ご興味のある方は公式LINEや予約フォーム、その他メールなどでも承っておりますのでお気軽にお問合せください。
