風が強まる前に 靴下を探せ

はいさいー!
朝起きたら恩納村の海が凪ぎてた!
今日も張り切って北部で調査のつもりだったんだけど…ううう、どうしよう。
潜りに行きたい気持ちと調査しなきゃいけない使命感。
天使と悪魔が喧嘩する。
ぐずぐずしていると風が強まってくる。
どうしようどうしよう!
でもここはやっぱりガイドですから、
明日から来るゲストに頭を下げて(心の中で)ホーシュー潜ってきちゃった(テヘペロ
苦渋の決断だったよー。
今度こそ年内最後かもしれないホーシューの潜り納めでした。


意気揚々とポイントついたらまさか、靴下忘れてきちゃった。
靴下履かずにドライで潜ると大変なことになる(汗でくっついて脱げなくなるらしい?)と聞いたことがあって、どうしても裸足では潜りたくない。
苦肉の策で、手ぬぐい足に巻いてドライ着ることにしました。
水中でよれるわ、ずれるわ、で気持ち悪くて全く集中できない!
せっかくの潜り納めは何にも成果が得られませんでした。
悪いことはするもんじゃないね。

お仕置きタイムだけはしっかり稼いでしまったので浅場でいつものカンザシヤドカリで耐え忍ぶ。

浅場では魚たちの生態をじっくり観察できるからお仕置きタイムも嫌いじゃない。
いくらなんでもアクロバティックすぎる姿勢でギチベラとナンヨウカイワリが揃ってハントしてました。
こんなのに襲われたら助かる気がしないな。

午後から風が強まってきたのでおとなしく北部へ移動してしっかり調査してきました。
ミナミハコフグ幼魚のド正面

スズメダイ類の幼魚はあんまりいないけど、ヒレグロスズメダイやシコクスズメダイは小さいサイズが見つかります。
共に見逃されがちな種だけど幼魚はかわいいよね。

ロクセンヤッコ、かっこいいー!
幼魚が見たいっす!

今日の石切りはあまりに透明度がよかった。
いっつもモヤモヤの中にいるからタンザクハゼをはっきり目視したのって初めて。
くっきり!

冒険の末に見つけた。
トガリモエビ属の一種。
これは!あれか!ゴリティン期待大なやつ!

靴下忘れたことに気づいたときはいったん帰ろうかとも思ったけど、結局最後までタオル靴下で凌いでしまった。
3本潜るうちに巻き方上達しちゃって、むしろもう靴下いらないよ!
うそだよ、靴下の予備積んどこ。

さーて、明日から本番だーーー!
季節外れの花火見て景気づけしてきたから気合十分!
寒さに負けずにがんばるぞーーおー!

12/23 Sun 石切り
天気:曇り
風向き:北より
最高気温:23.9℃
最低気温:18.3℃
服装:半袖+羽織るもの
透明度:30m
水温:24℃
スーツ:ウエット・ドライ

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ゴリラハウス