本日の米粒はダルマハゼの幼魚 | 沖縄 東海岸 ダイビング 9/22

はいさいー!
ブラインドタッチで”幼魚”と打とうとすると、どうしても一回”ようyご”ってなる。


台風17号すごかったー!
直撃じゃないし、どうせまたお騒がせなんでしょー、なんて高を括っていたんですけど大間違い!
めっちゃ風吹いた!
去年の10月に襲った巨大台風を思い起こすくらいすごかったー。
県内で数万戸の停電が発生したようです。
海もかなり時化ちゃって、今日は潜れる場所が全然ないの!
苦肉の策で、3or4年前に潜水案内沖縄の津波古さんに一回だけ連れて行ってもらった天願ってとこで潜ってきました。
確か天願はレッドビーチを超えるウミウシポイントって話だったと思うんだけど、
おかしい、全然見なかったぞ?
むしろ幼魚がいっぱいいました。
透明度は悪く、せいぜい5mくらいだったけど幼魚のおかげで意外と楽しめました。
こんなマニアックなポイントにいったい誰が潜りに来るんだろうって感じだけど、
他が時化ていたからか、思いの外ダイバーが集まって駐車場が混雑してました。
僕は初めてだったけど割とメジャーなポイントなのかしら。
ギャンギャン西風が吹いて真栄田岬が閉まっちゃった時に最後の砦として利用出来そう。
今回の台風いいポイント2つも見っけちゃったヽ(´▽`)/

天願ビーチ、エントリー直後から至る所で姿が見られたアツクチスズメダイの幼魚。
幼魚の数は多いのに極小サイズはあまりいなくて、おでこのV字ラインがはっきり出ている個体は少なかったなー。
もう少し早い時期に潜りに来ればアツクチ天国になってるかもね。
アツクチスズメダイの幼魚

こちらもV字幼魚。
イチモンスズメダイです。
よくいるミヤコキセンスズメダイの幼魚とほぼ同じだけど微妙に違います。
V字幼魚は脳天ちょいナナメ撮りがBESTかっこいいだね(^^)v
イチモンスズメダイの幼魚

チョウチョウウオ科の幼魚も各種いて、特にトノサマダイとスミツキトノサマダイが多かったです。
こちらはウミヅキチョウチョウウオの幼魚。
ってあれ、今の今までトノサマダイ・シリーズの一つという認識だったけど、こいつはチョウチョウウオの名前を冠しているのか。
個人的なレア度評価では[スミツキトノサマダイ<トノサマダイ<ウミヅキチョウチョウウオ]なトノサマダイ・シリーズ。
ウミヅキチョウチョウウオの幼魚

ヒレナガハギの幼魚。
よくいる種だけど、いっつも可愛い。
体の大きさとヒレの長さが絶妙な時があるんだよねー。
ヒレナガハギの幼魚

テングカワハギの幼魚もこんなところにいるんだなー。
しかもとっても小さい個体。
透明度の悪さがかえってふんわりな雰囲気出してる。
テングカワハギの幼魚

ゴリラハウス的に苦手なメルヘンのシダメル。
沖縄ってメルヘン映えするいいウミシダってあんまりないんだよね。
例えあったとしても生物が絡むことがさらに少ない。
今日はたまたま近くにイシヨウジがウロウロしてたので挑戦してもらいました。
イシヨウジとシダメル

頬のメタリックブルーのラインが綺麗なフタイロサンゴハゼ。
体色の薄い個体が他にもちらほらいたけど、こいつだけ色が濃かったのはきっとオスだからだよね。
フタイロサンゴハゼ

本日の米粒幼魚はダルマハゼ!!!
小さかったなー。
近くに大人もいたけど、見比べてみると可愛さの次元が違う。
ダルマハゼは小さいが正義だね。
エラのとこに生えるおひげがチャーミーです。
ダルマハゼの幼魚

明日は風が西から北寄りに回るので北部遠征になりそうです。

9/22 Sun 天願
天気:曇り時々晴れ
風向き:南南西のち西南西〜西
潮回り:小潮
最高気温:28.2℃
最低気温:23.6℃
服装:半袖
透明度:5m
水温:27℃
スーツ:5mmツーピース・ロクハン

沖縄本島・恩納村にあるダイビングサービス・ゴリラハウス